能登半島地震で被害を受けた石川県珠洲市に自宅がある医薬品製造販売会社社長、岩城慶太郎さん(46)は個人の活動として、能登半島地震の被災者の「二次避難先」の情報をネット上で公開している。
被災者を無料や安値で受け入れる金沢市内などの宿泊施設の情報を知人の協力を得て集約した。リンクは(https://notoearthquake.hp.peraichi.com/)。
発災時は東京におり、その直後から東京にとどまって支援を続けている。自身のフェイスブック上で携帯電話の番号を公開し、孤立集落などの情報を市民から募ってきた。「家族と連絡がつかないから確認して欲しい」「孤立しているから助けて欲しい」など計約500件が寄せられ、県にも伝えたという。
孤立状態が徐々に解消しているため、被災者の県北部からの避難への支援に力を入れ始めた。「できることは小さいが、少しでも多くの命を救えるよう活動を続けたい」と話す。(箱谷真司)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル